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カルジェルネイリスト boriko のブログ
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6月12日(土)、梅雨の前の最高のお天気に、山梨県の岩殿山に行ってきました。
電車の駅から歩き始められるお手軽登山、低山ながら岩場も楽しめる山です。
今回はひとりです。
ルート:
大月駅 → 丸山公園入口 → 岩殿山 → 築坂峠 → 天神山 →
稚児落とし → 浅利公民館前バス停 → 大月駅
ガイドブックによると総歩行時間3時間40分のルートです。
これが岩殿山。山梨百名山の一座。かつては武田家重臣の居城だった場所だそう。
山頂まではアスファルトで固められた道が多い。外からみると小さい山なのに
中に入るとなぜこんなにきついのか・・・
1時間程度で早くも山頂。ここの標高は634m。“ムサシ”と覚えてください(看板に
書いてあった)。スカイツリーと同じ高さです。
山頂からの眺め。富士山は見えず。ちいさい山頂です。
道は細くストックは突きにくいのですが、ルート全体を通して、尾根のような平らな
道が少なく常に傾斜があり、乾いた土や砂利で滑りやすいです。
鎧岩。
足場の狭いトラバース。
兜岩へ。ほぼ壁。
岩場が多いの分かっていたのでショートパンツで行きました。人が多い山では
ないので前後の視線が気になることはないとは思いますが、スカートは向いてないと
思います。気にならなければスカートのほうが脚は開きやすいかも?自分でも
びっくりするほど大また開きました〜。
稚児落とし。かつて、武田家の時代に、追っ手から逃げる最中、赤ん坊が泣いて
見つかってしまうために、ここで赤子を捨てたそうな。
崖とおにぎりとわたし〜♪ 稚児落としの崖の上で休憩。
誰かのブログでこの崖、「足元からスパッと切られたような・・・」と書かれていました。
足元からスパッと・・・足からスパッと・・・足をスパッと・・・ 恐ろしいです。
崖をぐるっと回るとさっきおにぎりを食べた崖を見ることが出来ます。人が立っているの
分かりますか?途中に出会ったカップルの女の子、反対の崖にいるわたしに気付いて
両手で手を振ってくれて、かわいかった。
登山道を出て、民家に差し掛かったところで、山下清を一回り小さくしたような
おじさんとすれ違いました。シェットランドシープドッグ連れて、「こんにちは〜」
とすれ違ったらせっけんのいい香が。(なぜ散歩前にお風呂?)
今の私、確実にあのおじさんより臭いんだなぁとか思いつつ、バス停目指して
10分ちょっと歩いていたら・・・さっき反対方向へ歩いていった山下清が目の前に。
「あら!?近道あったんですねぇ!?」と言ったら、「この橋渡るとすぐなんだけどねぇ。
でも、歩くの楽しみにしてるんでしょ?」
・・・
・・・え〜っと・・・いいんですよ、別に・・・。バス停から駅までの車道とか・・・
交通手段がないから歩いてるだけです・・・近道あったら速やかに教えてください・・・
最後に大月駅の「吉田屋」のおうどん。仕込んだうどんがなくなった時点で終了。
すごくコシの強いおうどんです。大根おろしも荒削りで美味しかった!
岩殿山、お手軽“駅から登山”で本によるところ登山レベルは初級!なんですが
岩場や登山道が短いスパンで混在してて、ストックが欲しかったり邪魔だったりに
なるのでなんかちょっとやっかい。私は結局ストック出さずじまいでしたが
だしてたら助かった!ってポイントが何回かありました。道も分かりやすいし
案内もしっかり出ているので道に迷うことはないかと思います。あとは滑り止めの
ついたグローブも必要です。
駅からすぐ歩き始められるし日帰りにはお勧めです
最後に余談ですが、私はコミックエッセイを好きで読んでいる漫画家さんが
何人かいるのですが、その中で伊藤理佐さんというかたがいます(漫画家・
吉田戦車さんの奥さん)。今まで知らなかったのですが彼女も登山をされるようで
最近読んだ彼女の本の中で登山に関する面白いエピソードがありました。
機会があったら是非読んでみて下さい。(P110のエピソード)
この話を読んでから、ちょっと怖くなり、お水を多めに持ちました〜。
伊藤理佐さんのコミックはどれも面白いです。