カルジェルネイリスト boriko のブログ
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Akinori Nakagawa's "The Wiz"


 「SONGWriters」で絶賛活躍中の中川晃教さんのCDが発売されました。2012年12月28日にHAKUJU HALLで行われたもののライブレコーディングです。

2010年、2011年、2012年と彼のライフワークの一つとして一人で歌い上げるオズの魔法使いの世界。言ってみれば”ひとりミュージカル”です。どれもこれも素晴らしい、素晴らしいとバカの一つ覚えのように言っていますが、これも本当に素晴らしいので是非。オリジナルの英語詞のもの、ご自身で日本語詞を付けたもの、英語と日本語で歌い上げていいます。クラッシックレーベルによる高品位の音となっております!



この年末はほかのミュージカルとご自身の別のライブもあり、残念ながら「The Wiz」はないので残念ですが。再演があればぜひ、そちらもご覧いただきたい極上のライブです。
「SONGWriters」


シアタークリエで「SONGWriters」を観てきました。



脚本は森雪之丞さん、演出は岸谷五郎さんのお芝居。内容はまぁ私の世代が観るには少々幼稚ですが、久しぶりによくできたお芝居だなぁと思いました。面白かったです。アンサンブルもやたらと無駄に多くなくて、舞台や劇場の規模にちょうど良いというかすっきりコンパクトであり、効果的に見えました。セットもすっきりと且つよくできていました。(←偉そうに!)
そして衣装もとてもよかったですね。お金がかかっている感もありました。だってそう、ジャニーズ出てますから!

主演のジャニーズ、屋良朝幸さんと中川晃教さん。


中川さんは主演をはれる方ですが、今回はまぁ屋良さんが主演なんでしょうかね?ジャニーズだし?とはいえ、中川さんはお芝居のテーマとなるレクイエムを作曲し、そのほかにも1曲劇中歌を作曲し、舞台の中ではほかの方の歌の後ろで背中で演技をしつつピアノを演奏。出ずっぱりで、ずいぶん当てにされてるなぁと感じながらもそれだけ任せられているのですから頼もしい。そして彼はお芝居と歌、今回は全体を通してダンスも挑戦されていました。歌はもう言うまでもなく素晴らしく余裕すら感じ、ダンスもとてもしなやかで素晴らしかったです。バックグラウンドにダンスがある彼ではないですが、天性のリズム感で器用にこなしてしまうのが中川晃教・・・あぁ、この人についてはあまり語らず胸に秘めていようと思っていたのにやることやること素晴らしくって、語らずにはいられなくなってきちゃったなぁ・・・いかん、いかん。いや、いけないことはないんだけど。まぁこの辺の感想は人それぞれですからね。ファンのひいき目もあるかもしれません。ご容赦ください。

あと、平野良さんという方をこのお芝居で初めて見ました。ビジュアルもかなり女性受けしそうな若い方ですが、コミカルなお芝居がとても良かったです。歌はちゃんと聴けるほどなかったのでよく分かりませんでしたが。注目、注目・・・

ミュージカルとしては、とてもよくできていて面白かったです。

読書の秋

ここ数年、めっきり本を読む量が減っていました。音楽も読書も、ちゃんと聴こう、読もうと思うと意外と時間ってなかなか取れないものです。音楽に関しては往復3間半の通勤で聴いています。読書についても通勤で・・・とできればいいのですが、満員電車でつり革の確保も難しいとこれもなかなか。そして音楽聴きながら読書って、私できないんですよねぇ。

そんな中で久しぶりにググッと引き込まれて読んだ本3冊。女性登山家で有名な田部井淳子さんの本は本屋さんでたまたま見つけたもの。冒険家で有名な三浦雄一郎さんの本は先日トークショーで購入したもの。直接いただいたものではありませんが、サインも入っています。お二方ともこの本の以前にも多くの著書がありますが、私が読んだことがあるのはこれだけです。



それぞれ、過去に登った山のエピソードや記録がメインなわけですが、この手の本を私が面白いと思うのは自分が山に登るようになったから?まぁそうでしょうね。純粋にそれぞれの山の体験記はとても面白いです。特に読者が経験することができない世界の体験記ですからね。そのうえでさらに魅力であり、お二人に共通するのが「前向きである」ということでしょうか。この「前向き」って、私に一切備わっていないものなんですよね〜。感心できることではありませんが。

登山を始めて4年ぐらいでしょうか?田部井さんが出演される番組など観る機会も何度かありましたが、穏やかで明るく、番組で連れいているタレントさんの疲れを労うためにお茶をたてたり、オイルマッサージをしたり。まさかご病気をされているとは全然知りませんでした。

三浦雄一郎さん、先日のトークショーでは「エベレスト登頂は究極のアンチエイジング」とおっしゃっていましたが、本を読めばやはりそこには冒険家としての大きな決意があり、息子・豪太さんの寄稿によれば、5年をかけて準備を入念にしていたことが分かります。「アンチエイジング」については、三浦さんの謙虚なジョークだったとうことでしょうね。報道などではエベレスト登頂までの様子が中心に取り上げあげられますが、本ではむしろより危険な下山でのエピソードについても書かれています。三浦家って、雄一郎さんだけではなくその家族も皆ただものじゃないけれど、本を読んで、他人ながら勝手に「あぁ、豪太さんが一緒で本当に良かった。お父さんがいて、豪太さんがいたからそこ成功できたんだ」と思いました。羨ましい親子であり家族であります。今となっては先日のトークショー、豪太さんはお父さんの登場とともに帰られてしまいましたが、豪太さんからのお話も聞いてみたかったですね。

田部井さん、三浦雄一郎さんの描くエベレストの景色はとっても素敵で、まぁ写真も手伝って目の前に映像が浮かびます。準備から過酷な過程があったとしてもなお、そこに立ってみたいかもと思わせるエベレスト山頂・・・あぁ、私はどこに向かおうとしているのか。いやいや、無理無理。とても無理。でも山を登る人ならすこーしぐらい、憧れてもいいよね。

というわけで、お勧めの3冊でした。


Backstreet Boys in 国際フォーラム!


バックストリート・ボーイズの日本でのラストショーとなる国際フォーラムでの公演に行って来ました!(←さいたまスーパーアリーナが楽しすぎて国際フォーラムの当日券に並んで行った人

当日券の枠は2階席になっていたのでちょっと見下ろすかたちにはなりますが、どセンターですごくよく見えて大満足。



グッとくるぜ、AJ。






当日券をお求めの方のなかから抽選でステージへ!友達と、まさかね、といいながら淡い夢を見てしまったわ〜。もちろんはずれ。大学受験以来の合格発表の感じ・・・すっ飛ばされました!



基本的にもちろんスーパーアリーナのときと同じですけどね。いいグループだ!

楽しんだ!

SUMMIT NIGHT Vol. 2 Yuichiro Miura

石井スポーツからご案内を頂き、The North Faceが主催する三浦雄一郎さんのトークショーに行って来ました。

実は台風の影響で、雄一郎さんが東京に来るための飛行機が欠航となってしまい、引き続きトークショーは行いますが代わりに息子さんの豪太さんでもよいか?と当日の朝電話がありました。「豪太さんなら結構です」とはもちろん言えませんので、雄一郎さんにお会いできないのは残念ですが伺います〜と返事をして、夕方向かったのですが、雄一郎さん、運航再開してからギリギリ間に合う便の1席のみのキャンセルをゲットし、登場してくださいました。借り出された豪太さんはすっかり安心してとっとと帰っていってしまったそうですよ。



スライドショーはもちろん、80歳でのエベレスト登頂のときのもの。



エベレスト登頂というチャレンジを80歳にして成し遂げた三浦さんにお会いして、いろいろお話を聞いて、人間の身体って、歳じゃないんだなぁと思いました。それこそ三浦さんは、どうして70歳になってからエベレスト登頂に挑戦したかという経緯を、“アンチエイジング”だと仰っていました!ただアンチエイジング目的でエベレスト登頂できる人はほとんどいないとは思いますが、きっかけとしてはそんなもん、というようなことでしょうか?最後に質問者の方が「三浦さんにとってスキーや登山はどういうものですか?」と尋ねたところ、「遊び」だと仰っていました。そんなゆったりとした穏やかな雰囲気が素敵な三浦雄一郎さんでした。冗談なども織り交ぜとっても楽しいお話でした。

三浦さんが実際にエベレスト登頂で使ったウェアやギアでーす。
Backstreet Boys


ケビン復活!Backstreet Boysのコンサートに行ってきました!さいたまスーパーアリーナはLady Gaga以来か?


デビューからすでに20年以上、彼らも素敵な大人なりました。このバンドの良さはハーモニーとダンス。この手のコンサートはステージも作りこまれているのでそういう面白味もあります。プロジェクションマッピングされた映像がきれいでした。

ドーンと登場!カッコいい!華があるのです!






バラードからダンサブルな曲まで20曲ちょっと。サービス精神たっぷりでデビュー以来ファンを大事にしているのがよくわかります。以前のようなアイドルっぽい見せ方ではなく、よい感じに大人になってきてちょうどいい感じに品よくパフォーマンス。同じメンバーでよくここまで継続して、自分たちの音楽性を貫いてやってきているものだと感心です。

とっても楽しかったので、追加公演の国際フォーラムもいっちゃおうかしら?!とおもったら、この公演のみ14,000円・・・なぜっ?

終了後は池袋に出て、以前テレビで見て行ってみたいと思っていた「カレーは飲み物。」いう名のカレー屋さんへ。カレーは飲み物、私もそう思います・・・

以前テレビで見たときの情報によると、私の記憶が正しければ、フレンチか何か洋食のシェフをしていた方が始めたカレー屋さん、カレーは2種類のみ、サイズは大・中・小の3種類。10種類のトッピングから3種類を選んで乗せてもらえます。サイズにかかわらず値段はすべて790円。安いです。

友達の「赤い鶏カレー」サイズは小です。彼女はトッピングに味玉、福神漬け、ラッキョウをチョイス。


私の「黒い肉カレー」、サイズは中です。トッピングは福神漬け、パクチー、フライドオニオン。このトッピングチョイス、いいです!正解でました!


香辛料のスパイシーさがあとから香る、そんなに辛くないカレーです。黒カレーのほうが少しマイルドかな?赤は唐辛子の辛みがあります。とってもおいしかった。自宅近所にほしい・・・カレーはなくなり次第終了だそうなのでわざわざいってありつけてよかった。

よい1日でした!

10月10日


うふふふふ・・・今日はお誕生日なのです。いくつになっても嬉しいのです

「日本山岳史」


週末はまた三連休ですね。山ではきっと紅葉もまさに見ごろでお出かけしたいところですが家でおとなしくしています。左膝の靭帯が痛むのです。痛み始めてからもう1か月ぐらい経ち、徐々に良くはなっていますが、膝をグッと深く曲げるとまだ痛みがあります。山を歩けないことはないと思いますが、11月は11月で予定があるのでここは大事を取ろうかと。右膝の靭帯を痛めたときも2か月ぐらいかかりましたが大事にしたおかげで良くなりました。

その代わりといってはなんですが、ずっとやろうと思っていたけどタイミング的になかなか機会がなくてできないでいたちょっとした手術をしました。手術だなんて大袈裟な響きですが、少し痛みもあったので終わってすっきり。思った時にやるのがよいのです。今週は消毒に通い、週末には抜糸です。

そしてこちらは先日石井スポーツの書籍コーナーでみつけた雑誌です。渋いですな。中身も渋いことになっていますよ。


日本アルプスや山小屋の歴史、登山装備や食品の進化など、とても面白いです。人々はかつて山に神の存在を感じ、レジャーとしてではなく信仰のために登山をしていました。そんな様子が記された古い画や写真もあり、昔も今も、多くの人々が山に魅せられ続けていることがうかがえます。また植村直己さんの記事も。犬とのとってもいい笑顔があります。

しかし現在より険しい山を、もっと簡易な装備でルートを切り開いていった先人たち。う〜ん、なんとも素晴らしい功績です。植村さんもそうですが、当時今と同じ装備で登れていたら、軽量で高カロリーな食品を携行できていたら、命を落とさずに済んだかもしれないなどと思うと、ん〜、にんともかんとも。しかしそのようなことが現在の私たちが使うすべてのものに活かされているのですから、ありがたいことです。また、大正時代にはすでに元祖山ガールがいたそうですよ。当時のことを考えると、現代の山ガールよりうんとレベルが高かったのではないかと思われますです。

私、本屋さんで見つけられなかったのですがAmazonでも購入可。




ふぅ。そうはいっても、山に出かけたいです・・・
植村冒険館


冒険家 植村直己さんの資料館が植村さんの故郷である兵庫県豊岡市に「植村直己冒険館」としてありますが、永く板橋区に住んでいたことから、東京都板橋区にも「植村冒険館」という小さい展示室があります。先日Be-Palというアウトドア雑誌の付録についてきた植村さんのインタビュー「植村直己と山で一泊」を読んでとてもおもしろかったので、ちょうど友達が板橋に住んでいることもあり、一緒に行ってきました。

二人の都合を合わせて日を決めて行っただけでしたが、ちょうど達成から35年ということで、「世界初!グリーンランド縦断」と銘打ち、それにまつわる写真とグッズの展示がありました。7月12日(金)〜10月16日(水)までやっていますよ。



よくよく考えればレプリカだと思うのですが、植村さんが実際に使っていたような犬ぞり。椅子に座って写真も撮れるようになっています(自分で座って写真を撮ってもらっていたときは当時植村さんが実際に使っていたものだと思い込んでいた・・・)。椅子の前にあるダンボールの黄色いラベルには「Dog Pemikan」とありました。犬用のペミカン(保存食)ですかね。


そしてみどころは、植村さんが実際に使用した、4重張りのテントです。植村さんご自身がひとりで冒険をするためにご自身で考案したものだそうで、ポールが入っていて、簡単に自立するようになっています。特に注意書きがなかったのでたぶん大丈夫だったのだと思いますが、中を覗いてみたり実際に触れてみたりしました。少し汚れがついたりはしていますがとても状態がよく、植村さんご本人が実際にこのテントの中で食事をしたり寝たりしていたかと思うと、植村さんの息吹きを感じられて、なんとも感慨深いです。


壁にかかっているパネルは、ほとんどが、ひとりで冒険をした植村さんがセルフタイマーで撮った写真です。展示室内には17分間のビデオが上映されていて、初めて植村さんの動く姿を見て、声を聞きました。写真で見る植村さんの笑顔は本当に素晴らしいですが、ビデオの中で犬に声をかける植村さんの様子、1970年5月11日に日本人として初めてエベレスト登頂を植村さんと共に果たした松浦輝夫さんが話すエピソードなど、とても愛されるべき人柄だと分かります。そして、柔和でおだやかな笑顔から危険な登山や犬ぞりでの冒険に挑戦するような人には見えませんが、自分が計画した冒険を成功させるためにすごい努力をされていたことも知りました。植村さんの人柄から様々な場面で人から援助を受けることができたようですが、常にそれを感謝し、非常に謙虚だったそうです。その謙虚さはアタック隊のほかのメンバーにも影響を与えます。最近欧米文化の影響か、主張をすることが非常に大事なように言われますが、私は日本人の謙虚さは美徳の一つだと思います。まぁ、時と場合によりってこともあるとは思いますが。

これは記念に買ってきたものです。左はドライバッグ。巾着袋状になっているので完全防水にはなりませんが、ISUKAの製品です。クライミングシューズでも入れようか。そして右は私と甥っ子用に学習まんが人物館シリーズの植村直己さん編。面白いですよ。


この本の監修を担当しているのが中出水勲さんという方。植村さんと同じ明治大学山岳部の同期で現在新聞社の編集長。大学時代には2年間植村さんとアパートで同居をしていたという人物です。今回資料館でいろいろ見ながら、「こんなに技術・体力・精神力をもった植村さんでも山で命を落とすことになってしまうのだなぁ」と思いましたが、中出水さんは本の最後の解説で「マッキンリーという、彼が最も愛した北極圏の自然が、なぜ過酷なしっぺ返しをしなければならなかったのか、僕はいまだにわからない」と書いています。

展示されている写真の中に、なんとも美しい北極の写真がありました。きっと植村さんも、自然が見せる美しさに魅了されたのだろうなぁと思いました。自然というのは本当に過酷で厳しい顔を見せますが、時に素晴らしい美しさも見せる。そんなところが人の心を掻き立てるのでしょうかねぇ。マッキンリーの山に今も植村さんがいると思うと、なんとも不思議な気持ちです。中出水さんのいうように、植村さんが愛したように、どうしてマッキンリーは植村さんを愛してくれなかったのか。それとも植村さんを愛するあまり山にとどまらせたくなったのか。答えは語られることはないですが、そんなことにも思いを馳せると・・・いろいろ考えちゃいますね。

ちなみにこの冒険館の1階は、植村さんの執筆した書物はもちろん、山に関する本がたくさん置かれていて自由に閲覧できたり、借りたりもできます。古い「岳人」「山と渓谷」から最近の「Peaks」「ラントネ」など、各種アウトドア雑誌もあり、家がそばにあればここでずいぶん楽しめるところですが・・・

最後は初・巣鴨です。お参りしてから父親にマルジの赤パン買って帰りました〜。