カルジェルネイリスト boriko のブログ
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鳳凰三山
・・・に、行く予定でした。先週の3連休。しかしながら、前日まで仕事が忙しく、肉体的にも精神的にも疲労を感じ、変な緊張と興奮状態から慢性的に吐き気が続きどうも食事が喉を通らず、当日集合場所の韮崎駅に向かいましたが、行程も長くテント泊で2泊ということもあり、どうにも逃げ場もなさそうなので、無理をやめ、仲間を見送り引き返しました。

こちらの鳳凰三山は前日に「お山が待っていますよ〜」ということで、ガイドの棚橋さんの奥さまが送ってくださった写真。


今回の山行もとってもいいお天気に恵まれたようで、棚橋さんブログの写真も素晴らしいです。オベリスク、また今度!

阿弥陀岳からの下りで初めてカモシカに会いました。私最初知らなくて、オオカミかと思ってビビったんですが、オオカミって日本にいないそうですよ。知ってた?これって常識なのかしら?カモシカちゃんは、まだ子供で小さめでした。特におびえて逃げることもなくおとなしく佇んでいました。これって「もののけ姫」に出てくるシシ神様にそっくりでしたけど、モデルなのかなぁ?後で調べてみましたが特にそういうこともなさそうで・・・ふむ。

ちょうどバックにかぶって分かりずらいけれど・・・かわいかった。私のカメラのバッテリーが切れてしまったのでお仲間に撮っていただいたもの。ふふふ、カモシカ、ハロー。

阿弥陀岳北陵
今日は中川晃教さんのビルボードライブを聴きに大阪に行く予定でしたが、仕事がここ数週間忙しく、なんとなく精神的にも余裕がなく、体力的にも疲れを感じていて、諦めました。はぁ、残念。でもここで無理をすると、長年の経験で体調を崩すのは目に見えているのでやむを得ず。

そんなわけで久しぶりにブログ更新を。2月22日〜23日で行った阿弥陀岳北陵です。

2月の大雪の影響を受け、キャンセルになるかなとも覚悟していたのですが、おそらくたくさんの方の雪かきのおかげで登山口まで車も入れるようになり、ガイドの棚橋さんの大学山岳部の後輩が私たちの入山2日前に阿弥陀岳北陵を登りトレースをつけてくれたおかげもあり、無事予定通りの登山ができました。これは私にとって初めての雪山バリエーションです。阿弥陀岳北陵は難易度と行程の短さから雪山バリエーションの入門ルートとして人気です。入山できるようになったこの日を待ちに待った登山者がたくさん赤岳鉱泉に集まりました。雑誌等メディアでお見かけするような一流ガイドさんも大集合で、棚橋さんもごあいさつが楽しそう。昨年唐松岳でお世話になった富山のガイドさん、稲葉さんもいらっしゃいました。私はすっかり稲葉さんのファンで、一方的に慕っていて、なんのことはない、緊張してご挨拶もできませんでした。アホじゃ〜。ちなみに稲葉さんは映画「春を背負って」に山岳ガイドさんとして撮影に参加されました。

さすがに雪は多かったです。みなさんが最初に足を止める休憩ポイント。


この日はま〜お天気が良かったんです。文字通り雲ひとつなく。


赤岳鉱泉に着いてから午後はアイスクライミングの練習。アイスキャンディーもとっても太っていました。裏側(小屋側)の難易度が低いほうは人が多くて、やむを得ずやや難しめのバーティカルに挑戦。なんどか挑戦してトップまで行くことができました。アイスキャンディーの足元は実は1メートルぐらい埋まってしまっています。雪がかぶっていますが、その下はカチカチのアイスバーン。


お夕飯。週末にしか来たことがないのでなかなかありつけないステーキ。この日はサンマと鳥鍋。鳥鍋がおいしかったです。


翌日もいいお天気。渋滞を避けるために小屋の朝食を待たずお弁当で済ませて6時前に出ました。


雲より高く。富士山も頭を出しています。


棚橋さんが撮ってくれた写真を拝借。もちろん私に写真を撮っている余裕はありません・・・


距離は短いけれどナイフリッジ。ここに来るまで結構苦労してふぅふぅいっていたので、せっかくの高度感を楽しむ間もなくうっかりスルッと通り抜けてしまった・・・もったいない!


阿弥陀岳山頂に到着!2,805m。360度を見渡せる山頂です。山頂碑は、すっかり埋まっていました。阿弥陀の「阿」だけ見えたのだけど。


北アルプス、中央アルプス、南アルプスがすべて見渡せました。


大雪で下に見える街の景色も白いですね。諏訪湖も見えました。


こちらは赤岳。


何しろお天気が素晴らしく、初めての雪山のバリエーションとしてはとても条件が良かったです。ありがたい!岩の取りつきまで、棚橋さんの大学の山岳部の学生さんがトレースをつけてくれていましたが、一部本来のルートではない箇所もあったようで新たなルートを作るべく、棚橋さんのラッセルに続きましたが、私こんなに雪の多い山というかルートを歩いたことがなかったので、「もういや〜!」となるほど苦労しました。そして雪山のバリエーション、これって本当に総合力が試されるのですねぇ。雪山登山の技術はもちろん、クライミングの技術、何よりアイスクライミングの技術が想像以上に求められ、結構苦労しました。ピッケルも突いたり打ったり場所により判断して使うことを教わりました。また、手袋で岩を握る心もとなさ・・・怖かった。

そして下りは雪深い沢を一気に。一人二人の踏み跡がついていましたが、こちらも深い雪に足を取られながら、雪崩を起こす危険があるのでとにかく一気に下りる!途中ちょっと泣きました〜。

う〜ん、雪山バリエーション、今回の挑戦は入門的なルートでしたがなかなか苦労しました。面白かったけれども。奥が深いですねぇ。

楽しかった!
「ホビット 竜に奪われた王国」
2月28日公開の「Hobbit 竜に奪われた王国」を早速観てきました!

昨年12月の「思いがけない冒険」から1年を待たずに第2作、最終章の3作目は夏だそうですので、ロード・オブ・ザ・リングよりは速いペースで観れますね。

第2作をより楽しむべく、前日に復習。結構忘れてしまっていました。復習、正解です!私は本を読んでいないので、ここからの展開は一切知らず、第2作を観るにあたり何より願ったのは「ドワーフたち、誰一人死ぬことのないように・・・」です!だってフィーリとキーリって、誰かを助けるために、もしくは仲間の犠牲になって死んでしまいそうな雰囲気満々なんだもん・・・

続編も戦い!身体が緊張して観終わった時には結構な疲労感です。面白いです。原作にはないエルフの登場などもあり。原作にないものを映画で登場させるのはあまり好みではないのですが、まぁ原作読んでないので、自然に観れました。なんだったらエルフ不可欠。映画の予告ではエルフ二人の恋がありそうな雰囲気でしたが、これはもしやエルフとドワーフの恋の可能性もあり?キーリのファンとしては心穏やかではないぞ〜。

しかしロード・オブ・ザ・リングにしてもホビットにしても、ホビットの責任が重すぎる!ハラハラするよっ!個人的には茶の魔法使い、ラダカストのさらなる活躍を3作目で観たい。

音楽もさらに素晴らしく。エンドロールの歌はイギリスの若きシンガー・ソングライター Ed Sheeranです。ギターも素晴らしい。
 

3作目でははなれ山からどこへゆくのか?!